なぜ、海洋深層水で塩を摂れば、食塩の制限が不要となるのか?

なぜ、海洋深層水で塩を摂れば、食塩の制限が不要となるのか?

 

生物は、常に新陳代謝metabolismを行って生命を維持している。

新陳代謝とは、カラダの細部で、日々刻々、

旧い細胞と新しい細胞が、入れ替わっているということだが、

入れ替わりながら、全体として、私は私、あなたはあなたで、

変わらない事、これを、恒常性の維持homeostasisという。

生物の中でも、殊に、約4億年前に海から生まれた脊椎動物(であるわれわれ人間)は、

常に身体の塩分濃度を、3.6億年前の海水と同じ0.9%に保っている。

ホニュウ類・鳥類・ハチュウ類・両生類・魚類など、具体的には、

タイ・ヒラメ・鮭・ウナギ・コイ・フナ・ウミヘビ・クジラ・イルカや

ヒト・イヌ・ニワトリ・カメ・キョウリュウなど

全て脊椎動物の硬骨魚目に分類され、やはり、われわれ人間と同じく、

常に身体の塩分濃度を、3.6億年前の海水と同じ0.9%に保って、生きている。

タイ・ヒラメ・クジラ・イルカ・ウミヘビなどの硬骨魚目の塩分濃度が、

3.6億年前の海水と同じなのは、一旦陸に上がった後、

海の環境が悪化して海に残った硬骨魚目が絶滅した後、

陸に避難していた硬骨魚目が、濃縮された海に戻ったためだと推定されている。

また、陸に残ったコイ・フナ・ホニュウ類・鳥類・ハチュウ類・両生類なども、

常に身体の塩分濃度を、3.6億年前の海水と同じ0.9%に保っている。

世代を超えた、3.6億年に亙る恒常性の維持homeostasisだ。

現在の海水は、世界平均で3.4%なのは、3.6億年前の0.9%の海が蒸発と降雨などで、

3.6億年かけて、煮え詰まったからだと推定されるが、

北極海など、大河の河口付近は、淡水が流れ込むので、塩分濃度が低い。

われわれの母なる海は、現在の3.4%ではなく、3.6億年前の0.9%の海のことだ

 

ウミヘビは、塩分濃度を0.9%に保つ目的で、地下水の浸出や川の水を飲むために陸に近いところに棲む。

クジラは、塩を吹きあげて、身体の塩分濃度を0.9%に保つ。

タイ・ヒラメなどの硬骨魚目も、身体の塩分濃度を0.9%に保つための機能を、

浮き袋などに持っている。(陸上動物の腎臓は、浮き袋が進化したものだ)

イカ・タコ・海の貝類などの、軟体動物は例外で、現在の海水と同じ3.4%の塩分濃度で生きている。

陸上動物の腎臓は、魚の浮き袋の進化形だと言えば理解し易いのではないか。

従って、クジラやウミヘビは、3.4%の海に暮らしているので、塩分を常に排出し、

ヒトやイヌは、淡水の多い陸上で暮らすので、塩分を常に摂り入れて生きている。

ここで言う塩分とは、

といった、100%NaClのことではない。

↓のように

海水に含まれる主要なイオン・化学種
成分  化学式 質量% 溶質%
ナトリウムイオン Na+ 1.0556 30.61
マグネシウムイオン Mg2+ 0.1272 3.69
カルシウムイオン Ca2+ 0.0400 1.16
カリウムイオン K+ 0.0380 1.10
ストロンチウムイオン Sr2+ 0.0008 0.03
塩化物イオン Cl 1.8980 55.05
硫酸イオン SO42− 0.2649 7.68
臭化物イオン Br 0.0065 0.19
炭酸水素イオン HCO3 0.0140 0.41
フッ化物イオン F 0.0001 0.003
ホウ酸 H3BO3 0.0026 0.07

という構成を持った、自然塩のことだ。

自然塩(海水)には、だいたい、NaClは78%、その他が22%あるのだが、

を材料にして作った醤油・味噌には

その他22%の大事な、Mg・Ca・Kが、大変に少ない。

マヨネーズ・ケチャップ・ソースなどの調味料も(100%NaCl)を材料に作られているので、

その他22%の大事な、Mg・Ca・Kが、大変に少ない。

(出典:「令和元年国民健康・栄養調査報告」厚生労働省)

食品用に、いびつな構成である100%NaClが、大量に(79万トン/日本国内)流通することで、

日本人一人1日当たり、NaClを17.5g使っていることになる。

食品用全てなので、漬物や、ソミュール液などの捨てる部分もあり、

全てが腸や腎臓を通過するわけではない筈だが、

問題は、常に新陳代謝をしている我々にとって、

糖・たんぱく質・脂質とともに、大変重要なミネラルの内、

常に、Mg・Ca・Kが不足する事態になっているということだ。

海水(や岩塩)を原料として、そのミネラルバランスを保ったままの自然塩が、昔からある中で、

塩専売法施行(製塩事業の国有化1949)以降、専売公社(1949~1985)の、NaCl純度が高く精製された

99.99%NaCl食塩材料に製造した醤油味噌を摂取している日本人は、

ナトリウムNa過多で、カリウムK・カルシウムCa・マグネシウムMg他、微量ミネラルが常に不足している

99.99%NaCl精製塩はミネラルバランスが偏り過ぎて悪く、海水が理想のミネラルバランスだ。

99.99%NaCl(精製塩)が普及するにつれ、それまで日本では少なかった病気

すなわち 高血圧症、脳梗塞(卒中)、心筋梗塞、糖尿病、認知症、アトピー、花粉症、膠原病、、、が増えた。

 

 

新陳代謝Metabolismは、同化Anabolism 異化Catabolism に分けられる。

細胞は、異化(カタボリズム)と同化(アナボリズム)を繰り返し、

日々少しずつ入れ替わっていて、数年で全て入れ替わる。

骨さえも例外ではない。(まるで「方丈記冒頭のようではないか!)

しかも、体内で廃材を利用すること(リサイクル)ができないので、

生物は、糖・蛋白・油脂・繊維・ビタミンそして、ミネラルバランスよく、

一生摂り入れ続けなくてはならない

無理なダイエットや偏食が良くないのは、上の理由に拠る

 

カリウムは体内で、ナトリウムとバランスを保って存在する。

カリウムには体内の余分なナトリウムを排泄する作用がある。

Naを排出する為に、ナトリウム-カリウムポンプ

カリウムナトリウム細胞から

という機能があるのだが、カリウムが不足すると、

ナトリウムの排出が悪化して、血管の硬化や、高血圧を招く。

マグネシウムは、血管をやわらかくする。

ナトリウムを摂り過ぎると血管の浸透圧が高くなり血圧を上昇させてしまう。

これを事前に制御できるのが、カリウムだ。

 

必須ミネラルが長期にわたって不足することで、生活習慣病を招く

僕は、糖尿病アルコール性肝炎99.99%NaClの慢性的摂取原因ではないか疑っている。

つまり、ノンミネラルのアルコールや精製した糖分に精製塩(99.99%NaCl)を摂り続けると、

細胞の異化(カタボリズム)だけ行われて 同化代謝(アナボリズム)が無いので、

新陳代謝が出来ずに、ミネラル不足で体を壊すのが必然だ。

高血圧予防は、減塩ではなく、精製塩を止めて、自然塩を(海洋深層水で)摂る事だ。

ミネラルの収支(B/S)が、合うので、恒常性の維持(ホメオスタシス)が、容易になる

体内で、NaCl過多になって浸透圧が上がるのが高血圧だから、収支が合うだけで、問題は解決する

 

しかし、どうすれば、アンバランスベストバランスを評価できるのか?

僕は、アミノ酸スコア – Wikipedia   森永アミノ酸スコア  グリコアミノ酸スコア

GronGアミノ酸スコアのような指標が必要だと思う。

アミノ酸の桶↓

不足する=桶の板が短くなる、、、つまり、海水のミネラル構成のうち、NaClばかり摂り続けることで、

ナトリウムNa過多で、カリウムK・カルシウムCa・マグネシウムMg他 微量ミネラル常に不足する

 

 

 

因みに、豆腐のにがりは、MgCl2やCaSO4が使われていることが多い。

嵯峨野豆腐の代表「森嘉」は、CaSO4 を、

南禅寺豆腐の代名詞「服部」は、MgCl2 を使っているそうだ。

 

 

 

 

塩は、上の海水のミネラルバランスと、同じバランスで摂らないと、

アンバランスな、NaClに偏ったミネラル

が、体を通過することで、

恒常性を維持しようとして、腎臓が無理をする。

特に酒呑みは、お酒(ワイン以外のすべてのアルコール類は、ノンミネラル)

にミネラルを奪われて、病気になり易い。

身体の細胞を再生できないのだ。

大酒呑みは、カルシウムも例外なく不足するので、虫歯になり易い。

マグネシウムも不足するので、血管が固くなり、高血圧になり易い。

カリウムが不足するので、ナトリウムが排出され難くなり、高血圧を招く。

 

 

 

 

日本では、内陸労働者のために、川筋ロジスティック文化圏が発達し、

海岸部から、奥地へ塩を供給した(海幸彦山幸彦)。

海水を煮詰めただけの塩では、潮解性のために(器に容れても、ベタベタして)輸送が難しかった。

そこで、梅干や塩サバや藻塩や漬物などの加工品にして、内陸に運んだ。

しかし、昭和29年専売公社で、塩を専売にしたことで、

塩の値段は安定した反面、精製された100%NaClに偏った塩が、

国内の塩のシェアを独占した。

その結果、高血圧・糖尿病など、生活習慣病が激増した。

 

 

 

僕は、13%海洋深層水を、冷奴や焼き茄子にかけて食べている。腎臓にて、能動輸送する必要の無い塩分だ。

 

 

 

以上、なぜ、海洋深層水で塩を摂れば、食塩の制限が不要となるのか?

答えは海洋深層水で塩を摂って、清浄な水を飲めば、

恒常性の維持によって、ミネラル収支のB/Sが自然に調うから//

ということになる。

 

 

 

 

僕の提案は、漬物などに使う塩を、天然塩に換えること

 

もう一つの提案は、調味料(味噌・醤油・ケチャップ・ソース)のメーカーは、

材料をから、海洋深層水(濃縮)に切り替えることだ。

もしかして、医者や製薬会社(血圧降下剤メーカー)が青くなるほど、

生活習慣病が無くなるのではないか?

 

 

 

 

過去のについてのエントリーまとめ↓

塩の道・・・川筋ロジスティック文化圏

僕は、海洋深層水で漬物を漬けている

滑川市のアクアポケットへ行って、海洋深層水を購入してきた

・・・人類が必要とするCaやMgやKなどのミネラルをバランス良く含んでいるのが、自然塩(深層水)だ

フランスではUne mère母の中にMer海があり、日本では海の中に母がいる

・・・高血圧予防は、減塩ではなく、精製塩を止めて、自然塩を摂る事だ

塩水ばかりじゃふやけてしまう?・・・浸透圧の話

ギョギョ!ペンギンの相次ぐ死、塩分与えすぎが原因?・・・高ナトリウム血症

塩で歯磨き・・・食塩は無比の研磨材

血圧降下に効果・・・カリウムを摂ろう

 

 

オマケ

酒呑みの化学・・酒はミネラルを奪う・・・ ミネラル不足=海からの乖離だ

 

記;野村龍司

 

 

 

 

 

【動画】「なぜ《塩と水》だけであらゆる病気が癒え、若返るのか!? 」を世界一わかりやすく要約してみた【本の要約】