あいの土山とは何ぞや? I know Tsuchiyama!

一昨日昼過ぎ、雨あがりの曇天。新名神高速道路土山SA付近通過。山あいに靄が立ち籠めている。霧立ち昇る秋の夕暮れ。本日菊花賞を無敗で制し、三冠を達成したコントレイル(飛行機雲)のように、真っ直ぐに伸びた、俺の未来w

賀県の土山は、東海道五拾十三次の宿場で、京都:三条大橋ー大津ー草津ー石部ー水口ー土山ー坂之下ー関・・四日市・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お江戸日本橋

「あいの土山」という呼称が、よく使われるのだが、

あいの土山の「あい」について、甲賀市のホームページに、

8つの説が掲載されている。

偶々、一昨日の金曜日が雨模様で、大阪から車で、滋賀県の土山を抜けて、三重県の四日市に行く用事があった。

そこで、甲賀市のHPに載っていない9つめの説を思いついた。

以下、僕が発見した9つめの説を、既存の8つの説と比較検討して頂きたい。

まずは、甲賀市のHP

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あいの土山の「あい」はどういう意味ですか。

土山を称した言葉に「あいの土山」があります。「坂は照る照る 鈴鹿は曇る あいの土山 雨が降る」と鈴鹿馬子唄に唄われるこの言葉にはさまざまな解釈があります。東海道のなかで箱根に次ぐ難所とされた鈴鹿峠は、特に伊勢側からの上りが急峻で、旅人たちは苦労したようです。そこで、人や荷物を運搬する馬子が重宝され、活躍していくようになりました。鈴鹿馬子唄はそんな馬子たちの労働歌として生まれ、後に人形浄瑠璃などの演目の中で登場し、広く知られることとなりました。

 「あいの土山」の「あいの」には諸説あり、いまだに定説がありません。土山で伝えられる主な説をご紹介します。

1.相の土山説

 鈴鹿馬子唄の歌詞で、坂(坂下宿)は晴れ、鈴鹿(鈴鹿峠)は曇り、相対する土山(土山宿)は雨が降るとする説。鈴鹿峠を境に伊勢側と近江側では天候ががらりと違う。

2.間の宿説

 宿駅制度ができ、土山が本宿に設定される以前は間(あい)の宿であったことから、坂下宿程繁栄していないことを唄ったとする説。「照る」を栄える、「雨が降る」を「さびれる」と解するようだ。

3.鈴鹿の坂説

 峠の頂上付近に土山という土盛があったとする説。

4.間の土山、松尾坂説

 鈴鹿馬子唄の歌詞で、坂を松尾坂(土山宿の西、野洲川西岸部分にある坂のこと)と考え、鈴鹿(鈴鹿峠)との間にある土山(土山宿)は雨が降るとする説。 

5.藍の土山説

 当時土山では藍染めが盛んで藍草の栽培が行われていたとする説。

6.鮎の土山説

 当時、土山では鮎漁が盛んで、特産物として有名であったとする説。

7.あいのう土山説

 北伊勢地方の方言に「あいのう」という言葉があり、「まもなく」という意味であることから、「まもなく土山へ着く」とか「まもなく雨が降ってくる」と解釈する説。

8.かけ声説

 鈴鹿馬子唄は民謡なので、民謡独特のかけ声ではないかという説。

【参照:機関紙「土山浪漫」〔現:土山ろまん〕第2号(平成3年2月 土山の町並みを愛する会発行)】

など、諸説ありますが、まだまだいろいろな解釈ができる言葉ですので、新しい説やご意見などがありましたら、ぜひお知らせください。

更新日:2013年1月15日
 
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>>>>>>>>>>>>>>>>以上、甲賀市ホームページより

 

坂は照る照る 鈴鹿は曇るあいの土山雨が降る」と鈴鹿馬子唄に唄われるこの言葉である。

僕は、一昨日、個人的には30年に亘る疑問が氷解するような啓示を受けた。

つまり、あいの土山とは百人一首で言えば、きりたちのぼる あきのゆうぐれさながらの叙景である。

土山は茶どころで、朝靄が発生するようなhumidな山あい。

どころと言えば、宇治〜宇治田原〜和束〜南山城〜信楽朝宮〜あいの土山が地続き:Tea Beltだ。

僕の知っている茶どころは、佐賀県嬉野~福岡県八女、鹿児島県知覧、埼玉県狭山、、、などに共通の

内陸で、秋には、日の出前の放射冷却で、朝靄:あさもや・早霧:さぎりが立ち籠める山間:やまあい。

!靄:もやの唯一の音読みは靄:アイである

に通じ和気藹々(わきあいあい)のでもあるので、おだやか心がなごむさま草木が盛んに茂る、ものを蔽う、という意味もある。

(やまあい)の(アイ)で草木もも茂る土山だから、あいの土山は、の掛け言葉である//

鈴鹿馬子唄は、変化の激しい気象地形:up downを唱っていて、土山なら、美称(例:あをによし奈良、豊葦原瑞穂国)になる。

僕がここに提示した9.藹の土山説は、既存8説に決着をつける有力な説に浮上するだろう。 

一昨日昼過ぎ、新名神高速道路 土山SA付近を亀山方向へ通過した。山あいの山ひだに、靄が立ち籠めていて、この山間の靄(やまあいのアイ)が『あい』の啓示だった。時速100kmだったが、周章ててシャッターを押した。

 

7番目の「間無う土山」という説も、味わい深い。

新名神土山SAまで2km/1km/500m///あいのう土山SA

当時のロジスティックを担う 馬子にとって、長い上り坂を登りきったところが土山で、

恐らく、足もとは草鞋に脚絆。日照りの坂では、埃まみれになり、泥濘では、足指まで泥だらけだ。

埃や泥に、馬糞・牛糞も混ざっていただろう。

間も無く土山宿に着けば、重労働から開放されるから頑張れという激励の歌。

今昔物語158では、鈴鹿峠に蜂を自由に操る蜂使いの水銀商が登場して、山賊を撃退して返り討ちにする。

鈴鹿馬子唄は、汗して働く荷役労働者logistic workerを励まし、

轍(わだち)を取られる泥濘(ぬかるみ)や、路銀を狙う山賊なんかに敗けるなという労働讃歌だ。

:アイも、:アイも、音読みで/もやおだやか・ おお・ さかん・・・と読めば和語である。

しかし、:もやが具象名詞であるのに対し、:アイは形容詞・形容動詞で 抽象的なので 使用頻度が低い。

そして、は、字面が似ていて、音が同じなので、昔から、派生して類語・同義で使ってきた経緯がある。

あいは、美称(美しく言う おきまりの接頭詞)だと、僕は考える。

とすれば、(アイ、もや)の土山では、wetなだけで美称にならないし、既存八説美称と言えない。

従って藹の(おだやかで、心がなごみ、草木が盛んに茂る)土山が、鈴鹿馬子唄の本意であり、

藹然土山 降雨蕭々=あいぜんタル土山 雨降るコト蕭々=あいの土山 雨が降る

靄⇒という派生ではなく、藹⇒靄という派生で、

元は土山でしょ//

 

 

 

 

 

 

も、字がムツカシイ!画数が多いフツーに「あい」と読めないフツーに書けない

さらに、も掛けている!?

馬子唄ということもあり、口伝であるから、反って、ひらかなの方が、含みがあって良いのだ。

 

藹然タル土山⇒residential土山⇒住み良い土山っていう コピーを思いついた

 

何であるアイデアルは、洋傘の5秒間CMで、「独創性と卓抜なアイデア」が評価され(社)日本放送作家協会から、CM作品賞金賞が授与されている。植木等が、5秒間で躁(ソウ)から素(す)になる。当時のコメディアンは、ダジャレを言うと、お約束の反省をする事になっていたんだと、気付いた。「アメリカ大統領🇺🇸はカーターさんですね副大統領がモンデールさん。いやぁ、大統領ってなぁ 大変な激務だそうで、肩が凝る。そこで副大統領気を使って(肩を揉む仕草をしながら) いつもカーターモンデール」と言うと、頭にコツンと拳をやっていたのが林家三平(先代)。子供の頃僕は、拍手を促しているのかと思っていたが、あれは「つまらないダジャレで済みません」の反省ポーズだったのだ。「客いじり」とも云われる。晩年は、三平が登場して『いやいやぁ~どうも~すいません』と拳を頭にやるだけで、マクラを演る前に、客がどっと笑うという空前絶後に理想のコメディアンだった。アイデアルって、たぶんIDEAL(理想の)という意味だと思う。

 

 

次回

あいの風とは何ぞや? 

 

 

記:野村龍司

 

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