鏡の中の自分

「鏡の中の自分」がわかる魚を初確認、大阪市大(ナショナルジオグラフィクス 2018.9.18)

魚が鏡に映った姿を自分と認識 大阪市立大などが確認 下あご付近に色素を注射したホンソメワケベラが、鏡を見たあと砂にこすりつけるようなしぐさをして、再び鏡の前に戻るという行動が確認されたということです。   

 

ホンソメワケベラという魚は鏡に映った姿を自分自身だと認識する能力があることを、大阪市立大学などのグループが実験で確かめたと発表しました。鏡に映った自分の姿を認識するにはサルやイルカなど高い知能が必要だとされていて、魚で確認されたのは初めてだということです。

研究を行ったのは、大阪市立大学大学院理学研究科の幸田正典教授らのグループです。
グループでは鏡のついた水槽で飼育しているホンソメワケベラという海水魚を使い、下あご付近に茶色の色素を注射して汚れをつけた場合と付けなかった場合で行動に違いがあるかを調べました。
その結果、茶色の汚れを付けた4匹のうち3匹で鏡を見たあと砂に下あご付近をこすりつけるようなしぐさをして再び鏡の前に戻るという行動が確認されたということです。
汚れを全く付けなかった場合や、無色透明の液体を注射した場合にはこうした行動は見られませんでした。
グループによりますと、これはホンソメワケベラが鏡を見て自分の汚れに気がつき、寄生虫か何かだと思ってこすり落とそうとする行動だと見られるということです。
鏡に映った姿を自分自身と認識する能力はチンパンジーやイルカなど高い知能を持つ動物では確認されていましたが、魚では初めてだということです。
幸田教授は「魚はこれまで考えられていた以上に賢い可能性が高い。魚の認知能力についての常識を覆す発見だと考えている」と話しています。
以上、NHKニュース2019.2.8より
 
 
 
 
、ここからは、ヒトの話。
 
杉内寿子すぎうちかずこ(旧姓:本田寿子 1927.3.6~ )さん という囲碁棋士が、
 
少女時代に、海軍大尉であった父から、囲碁の英才教育を受け、女性プロ棋士第1号を目指した時、
 
厳格な父は、家中にある鏡という隠し寿子に使わせなかったという逸話がある
 
寿子はその結果、女性棋士第1号になったし、女性で最初に八段になった。
 
本田三姉妹の、長女(寿子)・次女(幸子)・三女(光子) 全員が囲碁プロ棋士になった。
 
僕は、寿子の父の人間洞察力に感心する
 
つまり思春期の少女は、自意識が過剰で、鏡に映る自分を眺めて 時間を浪費してしまい勝ちだ。
 
男性でさえ、鏡の中の自分を眺めて飽かない人がいくらでもいる。(伝説のナルキッソスは男性)
 
しかし、早熟な(異性を意識し始めるのが早い)女性の方が、男性に比べて、
 
早くから、鏡に映る自分を眺めて 時間を浪費してしまい勝ちであろう。
 
それに対し、プロの棋士の狭き門を突破するのは、純粋に、囲碁の強さに特化した者に限られる。
 
しかも、女性プロの前例がないという、前人未踏の領域だ。
 
日本中そして台湾・朝鮮から集まってくる囲碁の天才少年達に伍して
 
入品(にゅうぼん:初段昇段=プロ)を目指す為には、鏡を見る1秒も無駄にできない
 
から、寿子の厳父は、家中の鏡を隠したのだ。(寿子は昭和17年に15才で初段になった)
 
性を意識し始めると、自分の外見が気になるのは、自然な感情であるのに対し、
 
外見は両親から貰ったものであり、簡単に修正がきかないという現実との
 
「どうして、もっときれいに産んでくれなかったの?」
 
「こんなきれいなのに、あの人は振り向いてくれない」
 
「とは言え、この顔で、この色で生きて行かねばならない」
 
「いやいや、この顔は本来の私ではないわよ!」
 
「今は、あひるみたいだけど、、、本当は白鳥なの! ”みにくいあひるの子”のように、いつか成長して白鳥に、、、」
 
「あの化粧品を使ったらどうかしら」
 
「プチ整形しようかしら」
 
「この角度なら・・・」
 
「鏡の中のオマエは、誰やねん?」
 
「オマエみたいに鏡ばっかり見ているブスは、死んでしまいなさい!
 
・・・と、堂々巡り、全く時間のムダだ。※1
 
世界中のどの国でも、13~19才(ティーンエイジャ)の死因の第1位は、自殺だ。
 
生きていく上で、一定程度の自己肯定が、必要だが、
 
見慣れた自分の姿は、自己肯定の材料だろうか※2
 
鏡ばかり見ている少年少女は、ラッキョウの核心を求めて剝いているようなものだと思う。
 
剝いても剝いても、核心に辿り着かない。
 
実体は、鏡の中に初めから無いのだから、、、。
 
 
こそ、18才で大学生になって一人暮らしを始めて
 
”そうだ鏡が要る!”と鏡を買って下宿に意気揚々と帰った 美少年だった頃の自分に言いたい
 
鏡を見るヒマがあるんだったら、中身を磨かんか!あほんだら!
 
 
 
 
 
※1
元は2chの掲示板から生まれたネタ用語を、名前とイラストをくっつけて作られた架空の偉人AA(アスキーアート)にしたもので、そんなヤツは居らん。
シネカスは実在しない。/シネカスは「鏡の中の自分」だ。
 
※2
YES,高須クリニック!」というキャッチコピーは、YES=自己肯定 で異論はないだろう。
「(整形して)自己肯定できるのなら整形というチョイスあるんだよ」ということを簡潔に言っている。
そこは「自己肯定できるのなら」という仮定であって「自己肯定できるのだから」という順接ではない。
整形して尚更、自分を見失うことも あるではないか。
このレトリックは、仮定に対して結論は曖昧にしているので この解釈でいいと思う。
「マイホームで幸せな家庭生活を」というのと同じ構成だ。