【東名高速あおり事故】の被告に懲役23年が求刑され(地裁は懲役18年を言い渡した)

東名あおり運転事故で夫婦を死亡させたとして、被告に懲役23年が求刑された

裁判員裁判の論告求刑公判が 平成30年12月10日、横浜地裁(深沢茂之裁判長)で開かれ、被告に懲役23年が求刑された。

亡くなった夫婦は、夫(嘉久さん)45才と妻(友香さん)39才で、娘16才(当時)と11才(当時)が同乗していた。

量刑について、交通ジャーナリストの今井亮一氏は「全国民が注目している裁判だが、一言で言えば、ずいぶんと重い。判決は2年6月もあり得る」という。

【東名高速あおり事故】石橋被告「求刑23年」の現実性…専門家は「2年もあり得る」

現在中学1年の次女の調書によると、一家のワゴン車が立ち寄った東名高速の中井パーキングエリア(PA)で、通路を塞ぐように車を止めていた石橋被告を嘉久さんが注意した。PAを出発後、車内では注意したことについて、友香さんと長女から「なんで言うの」「いい人だったらどうするの」と言われ、嘉久さんが「いい人だったらあんな所に車は止めない」と返していた。その直後に被告の車が迫ってきて、「来ちゃったじゃない。どうするの」と焦る友香さんに、嘉久さんが「謝る。俺が言う」と答えた。by朝日新聞

石橋被告は事件当時、交際中の女性と同乗で、被告が裁判で読み上げた被害者の娘たちへの「謝罪文」は、

事故がなければ彼女と結婚する予定でした。彼女は体が弱く自分が支えたいと思っていたので事故の事はお許しください」という内容だった。

自分の事ばかり被害者への斟酌結果に対する反省全くないのでは裁判員の心象が悪い

最早、被告に情状酌量の余地がないということだが、、、

僕が弁護人なら「謝罪文」は、先ず罪の重大さを認め 深く反省し 被害者への斟酌を述べるように奨める。

結局、裁判の時点で反省が足りない分その反省期間として懲役年数が加算されるのだ。※1

 

 

僕はまた、被告が事件当時 交際中の女性と同乗でなかったら、あそこまで非道いことになっていないと思う。

元来横着な性格に加えて「正義漢ぶってんじゃねーよ!」と、

彼女の前で示威行為(ディスプレイ:ええかっこ)をするという動物的な本能が加担していると思う。

このことは、裁判でも、マスコミにも指摘されない事実ではないだろうか?

そもそも、車の運転に闘争本能は不要だが、

専門家の分析に拠ると車の運転は、怒りの感情が湧き易いそうだ。

それは、一つ間違えると死亡事故に繋がるという緊張状態にある事。

孤独で  普段よりも大きくて速くて強い、鉄の鎧を纏っているという感覚、

つまり 俄かに実力以上の物を身に着けると、怒りの感情に結びつき易いのだ。

そして、そういう場面に遭遇した場合の対処のし方だが、

並走して睨んで来ても、目を合わさずに遣り過ごす事、

相手にしないで  去るのを待つのが得策だという事だ。

「猿山の猿とは目を合わさないのが良い」というのと同じだ。

相手は猿だと思って、相手の土俵に上らないのがいいのだ。

 

 

アメリカにはあおり運転が無いそうだ。何故か?

それは、アメリカが銃社会だから、、、

アメリカ人は「だってどんなCrazy(基地外)が乗っているか分からないもん」と言うだろう。

性悪説では、どんなCrazy Monkeyが、公道を運転しているのか分からないと考える。

あおって撃ち殺されたら、割に合わないということをよく知っているからだ。

欧米人はよく「他人に敬意を払いなさい」と言うが、

性悪説で世間を見る方が有効だからではないだろうか?

それに対して、日本人の子供は「他人に迷惑をかけてはいけない」と教わるが、その根底に性悪説は無いと思う。

恐らく、上の四人家族の事件直前の会話でも「いい人だったら、注意しなくてもいい」という性善説が根底にある

 

 

人里離れた峠道などに、「ゴミを捨てるな!!」という看板が往々にしてあるのは、

不法投棄が多い場所

飲食街の路地によく立小便禁止の看板があるのは、立小便する輩が多い場所だ。

いすれも、性悪説に基づいて看板が設置されている。

他人に敬意を払いなさい」と教える人は、他人に敬意を払わないことの代償が大きい事をよく知っている人だと思う。※2

 

こわいもの知らず(他人に敬意を払わないやからを相手にすること)が一番こわい

 

 

 

 

※1  裁判員裁判なので、罪刑の衡量は、裁判員の合議ですることになり、被告の反省度合い等の 裁判員の心象が反映される

従って、2年6ケ月という判決はないのではないか?

つまり、学齢期の2人の子供を遺して、子供の目前で両親の命が同時に奪われたという結果の重大性が衡量されて、

☆判決が15年でも軽いのではないかと思う。

 

※2  天に代わって被害者家族の父が「俺が謝る」と言った無念を晴らし(正義の有る側が命を落すという理不尽を正し)

社会正義の実現をするのが裁判の趣旨なので、

結局、他人に敬意を払わなかった代償が 被告(27)の懲役23年であって、

27+23で 50才までずっと反省しなさいという事だ

他人に敬意を払わない人は、その反射効果として、

他人から敬意を払って貰えなくても仕方がない

この事件が注目される事で、ドライブレコーダーが普及した。

判決の懲役が長ければ長い程煽り運転は減る事だろう

本件結果の重大なことに照らして、

厳罰を課すことで新たな煽り運転を抑止する(一罰百戒の)効果がある。

 

☆12月14日追記:危険運転認定、あおり運転の男に懲役18年=東名夫婦死亡事故-横浜地裁

片側2車線の走行車線ではなく追い越し車線に停車させた事と、2分後の追突事故の因果関係を立証する事で、

結果責任負わせた為に、殺人罪並みの18年という判決になった。

控訴するくらいなら、論告の際にしっかりと反省している所を言葉で示すべきだった。

粗暴浅薄な被告は、懲役18年を受入れ、その長期に亘る事で 身をもって、あおり運転の抑止力になって欲しいと思う