僕は、献血を、数十回している。
いつも400ml採血してもらうので、大方30リットルを献血したことになる。
当然、ボランティアなので、お金になるわけではない。
献血をすると、痛いし、注射痕が残る。
リターンは、自己満足以外に無いと言ってもいい。
飽く迄、個人的見解だが、400ml抜いて貰うことで、造血機能が刺激活性化されると信じている。※1
さもなくば、30Lという、全血の5倍以上も抜くことができるわけがない。
ところが、つい4年ほど前から、採血を断られるようになった。※2
比重不足・体重不足・肝炎・刺青・性感染症などは、無い。
断られる理由は、血圧が高い(185mmHg~115mmHgぐらいの範囲)ことだ。
「採血可能な最低血圧の上限は、110mmHgなので、せっかくお越しになられて恐縮ですけれども、、、」と、
日赤のナースに、慇懃に断られる。※3
最低血圧の上限110mmHgを下回るのに、
10回以上トライしてやっと、診察士のOKを貰って成立した。
暗くなると、毎日のように酒を飲んでいるし、
味付けの濃いものを好んで食べる習慣がある。
動脈硬化まっしぐらだ。
4ケ月後に還暦で、来年2月には満60才になる。
父(享年59と2月 心筋梗塞で死亡)や母方祖父(享年58 脳卒中で死亡)の年齢を僅かに超えた。
僕の二人の子供は、26才と24才で、教育費は不用につき、扶養の義務は既にない。
結構好きなことをやらせてもらったので、「お迎えに来ました」と言われても
「そろそろ来ると思って、待っとったんや」と返事して悔いはない。
サラリーマンなので、大勢に影響はない。
大体、このブログも遺言ぐらいに思って書いている。
と、、、嘯きつつ、
今年の2月、呑みに行った先で、マスターに
「僕よりもかなり(17才も)先輩なのに、どうしてそんなに若々しいんですか?」と訊ねたら、
「朝食に、大根おろし・山芋摺りおろしに果物などを食べている」という回答だった。
僕は、酔った頭で「はっは~~ん」とすぐに理解した。
NaCl(塩分)なしの、カリウムを多く含むものばかりだ!
縄文人の食事がそんなだったろうと思う。
フランスではUne mère母の中にMer海があり、日本では海の中に母がいる。
2月の誕生日を機に、マスターの言うカリウム主体の朝食を摂る決意をして、実行した。
そのルーティンにも慣れて、6ケ月経った当8月に、血圧を測ったら何と
149mmHg~86mmHg
上下共、30づつ降下して、正常値になっている。
食塩NaClは、血管を硬化させるが、
カリウムは、血管をしなやかにするという証明だ。
恐らく、寿命が、延びてしまったが、それは、好い事だろう。
血圧が高い人におすすめ 6ケ月間の朝食↓
大根と山芋の摺りおろしに、醤油を入れないもの、、、これをメインとして
白ごはん、バナナ、干しイチジク、納豆の醤油抜き、シジミの干物etc
ヴィタミンのサプリE,C,B2を一包。※4
これを、6ケ月続けた結果だ。
昼ごはんに付いている醤油や漬物などは食べなくなった。
夜は、なるべく薄味のものを選び、
自然塩で調理したものを食べている。
献血を再開しよう♪
100回が目標ではない。
造血機能を呼び覚ますことが目的だ。
※1
男女で常に女性の寿命が長い理由として、
【女性はメンストルエイションがあるので、造血機能が優れている】
という説を、以前読んだことがある。
※2
4年ほど前に、高血圧を指摘されて、医者にかかったことがあった。
僕は、そのお医者様が嫌いなわけではないが、医者にかかるのが嫌な性質で、処方箋薬も好きではない。
日本の処方箋薬売上の40%以上(1兆円)を占めるという「血圧降下剤」は、その効能は措いて、
40%という比率は異常だと思っている。例えば、医製薬業界挙って、
血圧の正常範囲を、最低血圧110mmHgに引き下げて、不必要に降圧剤を処方してはいないだろうか?
(高コレステロール値の下限やBMI正常範囲の上限なども)
その頃朝は、 近くの大文字山に、駆け上がるのが日課だったので、
運動で、血圧を下げようと考えていたのだった。
運動の結果血圧は下がらなかったし、通院を拒否して痛飲するうちに、
朝の運動も服薬も止めて自暴になって、今年の2月(満59才)に至っていた。
※3
ジョージ・ワシントンは、血圧を下げる治療として、瀉血(放血)をした。
血液成分に問題がないのであれば、採血にも問題があると思えないし、瀉血(献血)は血圧降下に有効だ。
それを目前で断られるのは、釈然としない。
9/5追記:400ml採血してもらったら、めしが美味い。
僕のように、造血機能の活性化や、食欲増進の為に献血する人は、どれぐらい居るのだろう?
※4
壊血病を念頭にVitamineCを摂るようにしているが、VCは催奇性細胞(癌)の発生を抑制する効果がある。
過去ログ:酒呑みの化学